奈良NHK裁判―最終口頭弁論(19回)が6月11日に行われました。
コロナ禍対策で傍聴席が35に制限されるなか60名近い傍聴希望者が詰めかけました。 1.最終口頭弁論として、5名の原告代理人弁護士が主な論点について約1時間に亘り意見陳述をしました。 ①星 雄介弁護士は、放送法違反の放送に対する受信契約者の救済策は、我々が提訴しているこの形式の裁判以外に適切な手段はな…
コロナ禍対策で傍聴席が35に制限されるなか60名近い傍聴希望者が詰めかけました。 1.最終口頭弁論として、5名の原告代理人弁護士が主な論点について約1時間に亘り意見陳述をしました。 ①星 雄介弁護士は、放送法違反の放送に対する受信契約者の救済策は、我々が提訴しているこの形式の裁判以外に適切な手段はな…
2020年2月27日、奈良地裁にて5名の原告本人尋問が行われました。各原告の主尋問(原告弁護士による尋問)証言概要を添付資料に記します。被告NHK側の代理人弁護士による反対尋問はありませんでした。 次回19回口頭弁論は6月11日(木)11時から奈良地裁大法廷で行われます。これが弁論終結になります。 …
「NHKは放送法を守る義務がある」と奈良県の視聴者126名が提訴している「放送法遵守義務確認等請求事件」の17回口頭弁論が2月13日奈良地裁で開かれ、原告側5名の証人尋問が、午前・午後延べ4時間余にわたり行われました。70名の傍聴席、10名の原告席はすべて埋まり、15名の方が傍聴できない事態になり、…
1.今回は合議体へ移行された最初の審理であり、その弁論更新手続きに当たり、原告弁護団長が、これまでの審理、原告側、被告側の主張を総括的に整理・陳述しました。主な論点は、以下のとおりです。 ① 放送法4条1項各号の義務の法的性質について ② 特殊負担金論について ③ 放送受信者の権利利益の中心である「…
1.原告側は2件の意見陳述を行いました。 (1) 本裁判での、原告と被告の主張・争点を整理して、被告の認否が不明な点を指摘し、被告の対応を求めました。 ① 放送受信契約は継続的な有償双務契約と解すべきではないのか。 ② 被告NHKは放送受信者に対し、放送法4条1項各号及び放送法5条に基づく国内番組基…
① 原告が提出した稲葉一将名古屋大学教授の意見書について、準備書面を提出し、意見陳述を行います。 ② 永田浩三武蔵大学教授の意見書について、準備書面を提出し、意見陳述を行います。 ③ 全体争点整理の準備書面を提出し、意見陳述を行います。 ④証人申請を行います。 添付資料 20191107_裁判傍聴・…
・原告側は意見陳述で主に次の主張をしました。 ① 被告NHKのニュース報道番組における放送法第4条及び国内番基準に違反する報道は、より悪化しており、その是正が困難な状況が続いている。 国民の知る権利ないし投票の自由を侵害する恐れのあるニュースが放送され、他の手段でそれを是正することが困難な状況が継続…
原告側は,次の3点について意見陳述をしました ① 本訴訟の実質的当事者訴訟において、放送法4条1項各号は、被告NHKに対し、個別の放送受信者に向けた具体的義務を課していると主張。 ② 2019年1月6日の「日曜討論」における安倍首相の沖縄辺野古土砂投入発言に関連する放送は、放送法違反であった。被告に…
原告側は、憲法学者 西土彰一郎教授の意見書に基づく準備書面により意見陳述しました。また、被告NHKの答弁書「訴えの変更申立に対する答弁書」に反論の意見陳述を行いました。 原告側は、裁判所に対し、裁定合議による審理に移行すること要請し、裁判所は検討すると回答しました。 被告NHKから、反論などの主張は…
原告側が提出した憲法学者・西土彰一郎教授の意見書について、原告代理人弁護士が準備書面を提出し、意見陳述をします。また、被告NHKの答弁書に対する反論を行います。 口頭弁論終了後、裁判報告と傍聴者の意見交流会を行います。 添付書面: ・20190304_裁判傍聴・報告集会の案内 ・20190304_口…