NHK問題を考える奈良の会

小滝 一志(放送を語る会事務局長)さん講演会が併合第9回口頭弁論報告会のあと開催

小滝 一志(放送を語る会事務局長)さんの講演会が、併合第9回口頭弁論報告会のあと行われました。テーマは「NHKの森友・加計問題報道」。

NHK内で森友問題を伝える際には、次のことが上から指示されているという内
部告発を検証する視点で、NHKと民放(報道ステーション、NEWS23)のニュー
ス報道をモニタリングし、比較した結果が報告されました。

  • トップニュースで伝えるな
  • 放送時間は短く3分以内
  • 昭恵さんの映像はできるだけ使うな
  • 前川前文部次官の講演問題と連続して伝えるな

検証の結果、明らかに民放と比べて、質・量ともにNHKの報道には問題があり、
内部告発の内容の信憑性が認められると報告された。

また、政治報道が政権に追従しているのは、経営委員を総理大臣が任命、その経営
委員会が会長を選ぶなどの制度上の問題があることを解明された。

政府の「規制改革推進会議」が「放送制度改革」を6月に答申したが、公共放送の
制度改革を市民運動としても繰り広げようと呼びかけられた。

添付資料

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