NHK問題を考える奈良の会

6月13日、鵜飼 哲さんの講演会を開催

鵜飼 哲さんの講演会を開催しました。

6月13日総会に先立ち14時から、一橋大学の鵜飼哲特任教授を奈良にお招きし、「東京オリンピックとマスメデイア」と題して講演会を開催しました。(参加者41名)その要旨は次の通りです。

1936年のベルリンオリンピックはヒトラーが「アーリア民族の優秀性と自身の権力を世界中に見せつける絶好の機会」と位置づけ、併せて多数の外国人観光客や報道記者に平和的で寛容なドイツのイメージを誇示するために利用した。

2020年東京オリンピック・パラリンピックは安倍政権が福島第一原発事故から世界の目を逸らし、日本国民の支持率向上のために利用される。NHKと全国紙、大手テレビがスポンサーになったことで、五輪をきちんとチェック出来る大手報道機関はなくなった。

「ニッポン、ニッポン」の連呼と国威発揚演出の陰で、五輪財政の膨張、裏金工作疑惑、その時々に報道されるべき大事な課題など多くの問題は国民の目から隠される。

添付資料

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